認知症は、脳の構造そのものに変化が生じておこる病気(脳器質性疾患)です。いったん正常に発達した知能が、低下をきたす点が特徴です。脳の構想にそのものに何らかの変化が生じて起こる病気です。高齢になるほど認知症になる比率は上昇するといわれています。85歳以上になると5人に1人となり、75歳以降に急激に認知症の有病率が増加します。
一般的には「物忘れ」ではじまります。
次のようなことでも、気付かれることがあります。
- 日常生活以外の場面(旅行、会合など)で、適切な行動がとれない
- 興味・関心の低下(無趣味になる、新聞やテレビを見なくなる)
- 生活行動範囲が狭まる(今までの習慣や日課をしない、掃除・洗濯や更衣をしない)